親知らずの抜歯

へーベルと呼ばれるマイナスドライバーのような器具を用いて歯と骨の隙間に器具を挿入して歯を脱臼させて抜歯します。
その他にも歯の生え方などを考えて鉗子と呼ばれるペンチのような器具を用いることもあります。骨の中に埋まっている親知らずや横を向いて隣の歯に接している親知らずの場合は、すこし難しくなります。
まずは
①親知らずの上を覆っている歯肉を切開して開きます。(切開剥離)
②親知らずの歯冠部が露出されるように周囲の歯槽骨を削ります。
③歯冠と歯根をバーを用いて切断、分割して歯冠を取り除きます。
④残された歯根をへーベルを用いて脱臼させ取り除きます。
以上が大まかな手順となります。
特に下顎の骨性水平埋伏と呼ばれる骨の中に埋まっておりかつ横を向いて隣の歯に接しているものは最も困難で、処置時間も30分~60分ほどかかります。
抜歯後に最も不安なのは、「痛いかどうか」ではないでしょうか。多くの方は抜く時の痛みを心配しますが、麻酔をして歯を抜いている最中よりも、歯を抜いて麻酔が切れた後に痛みは出てきます。
ほとんどの場合、抜歯後の痛みは痛み止めを飲むことでかなり抑えることができ、日数が経つにつれ徐々に痛みがなくなってきるものがほとんどです。