インプラント:治療期間、使用期間、インプラントが歯にくっつく理由について

 インプラントとは、厳密にはヒトの体に埋め込む人工物のことを言います。インプラント治療とは、歯を失った個所に人工の歯を埋め込み、歯を補う治療法です。差し歯は歯の根元が残っている状態で行う治療であり、インプラントは抜歯が必要になった時に行う治療法です。一番の利点はほかの治療と違い、となりのはをけずらなくていいことです。最大の欠点は費用の問題で高いことですね。10万から40万が相場です。
値段はなぜ違うかといいますと、その医院の治療方針、保証、メーカーなどですね。電化製品とおなじで安いのはあまりおすすめではありません。

インプラントの治療期間は?
 インプラントは、一次手術と二次手術の合計2回手術を行います。一次手術では、歯茎を切開し、顎の骨にインプラントを埋め込みます。この手術は一般的に、1~3時間ほどです。この手術を終えて上顎であれば6か月、下顎であれば3か月ほど治癒期間を置き、埋め込んだインプラントと骨の結合が確認できてから、二次手術を受けることができます。
 二次手術は、インプラントと人工の歯を持続させるアバットメントの取り付けが目的です。骨は削りませんが、少し歯茎を切開し、インプラントの頭を出す必要があります。この手術から1~6週間たち傷が癒えてから、今度は患者様に合った人工の歯を作ります。この歯の装着は歯茎の切開なども必要としないため、手術は必要ありません。この歯を装着すれば、インプラント治療は終了です。


インプラント治療は、早ければ約4か月長ければ約8~9か月かかります。個人差はありますので、検討中であれば、一度歯科へ相談に行くことをおすすめします。

インプラントの使用可能な期間は?
さて、インプラントはどのくらいもつかといいますと、10年程度と言われています。インプラントメーカーが提示する保証が10年に設定されていることからこの年数になっています。入れ歯の平均寿命は5年、ブリッジの平均寿命は8年といわれているので、それらと比較するとインプラントはもちがいいですね。さらに、定期的なメンテナンスやホームケアを行えばもっと長く使うことも可能です。
当院では3年以降もった歯でまだだつらくしたようなケースはありません。しかし、一般的には10年程度とお考え下さい。

また、インプラントは術者の経験も非常に大事なのでかかりつけの先生とよく相談の上お考え下さい。


次に「どうして金属のインプラントと骨がくっつくのか」についてお話したいと思います。
そもそも歯医者で用いるインプラントとは、デジタルインプラントと呼ばれるものです。これは虫歯やケガなど、何らかの原因で欠損してしまった歯の場所に人工的に歯の根っこを埋め込むもので、それを土台として人工的に歯を再生させます。その根っこの部分には、噛んでも壊れないよう、ある程度強度のある金属が用いられています。
ですが、なぜ人体のアレルゲンでもある金属が上手く土台として人体の中で作用するのでしょうか。

理由は用いられている金属の種類にあります。歯科用に用いられるインプラントには、主にチタンチタン合金が用いられています。
チタンは1952年ごろにある実験の最中に偶然骨と癒着することが発見されました。これは他の金属と比べかなり珍しい性質で、人体にとってとてもやさしい金属です。歯の根っことしてこのチタンを埋め込んでも異物とされず、骨がチタンの細部まで形成され取り込まれます。それによりインプラントはなり立つのです。
その性質から、金属アレルギーを示すケースも少ないのが特徴です。貴金属や非貴金属、人体は様々な金属アレルギーを持っている場合がありますが、このチタンはゆっくりと人体と親和していくのでアレルギー症状、炎症などが起きることは稀であるとされています。


今回はインプラントについてお話しました。


世田谷区下高井戸駅から徒歩3分、駅から近い高峰歯科医院は
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