正しい入れ歯のお手入れ方法

こんばんは!高峰歯科クリニックスタッフのTです。
突然ですが皆さん、日本の入れ歯人工は約一千万人と言われているのをご存知ですか?高齢化も進む日本で入れ歯人工というものはこれからも増えていくのかもしれません。そんな中今回お話しさせていただく内容は、入れ歯の正しいお手入れ方法についてです。いつか自身も入れ歯になった時のために知っておいて損はない知識でしょう。

入れ歯のお手入れ、どうして必要かというと「汚れた入れ歯を付けていると...」様々な問題に悩まされてしまうからです!
・入れ歯につく歯垢(デンチャープラーク)が溜まり、義歯性口内炎の原因になりうる。
・入れ歯による慢性的な刺激や圧迫で、粘膜や入れ歯の床縁に炎症がおこる(粘膜面に苔状の付着物が見られることもある)
・唾液に含まれる細菌が増え、気管に入ってしまうと誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を起こしてしまう危険がある

こういった恐れがあるため清潔な入れ歯でいたいですよね!そこで正しいお手入れ方法をご紹介します。


【入れ歯のお手入れ方法】
 入れ歯は毎食後に水洗いをするのが理想的ですが、手間がかかってしまったり出先ですぐにできない場合もありますよね。そのような場合は1日1回は丁寧に洗いましょう。
総入れ歯の場合・・・総入れ歯で汚れが付きやすいのは歯と歯のすき間や歯肉と密着する裏側です。ここを重点的にブラシなどでこすってぬめりを取るようにするといいでしょう。
部分入れ歯の場合・・・部分入れ歯は総入れ歯とは異なり複雑な形をしているため、金属の部分などに汚れが絡みやすく取れずらかったりします。小さめのブラシなどで念入りに洗い流しましょう。

①入れ歯を外します。落として破損したり排水溝に流してしまわないように洗面器など水が溜まって洗いやすいものを置くと便利でしょう。流水で入れ歯専用の歯ブラシなどで磨きます。歯磨き粉は研磨剤が含まれていて入れ歯を傷つけてしまう恐ればあるのでつけません。

②やわらかいところはスポンジやガーゼで優しく擦ります。

③就寝前に洗った場合は水を入れて保管しましょう。また入れ歯洗浄剤などを入れて除菌をされるとより良いでしょう。

注意点として、熱湯や漂白剤につけたりするのは変色や変形などの原因になる恐れがあるため避けましょう。

このように入れ歯を清潔に保つことで気持ちよく生活ができます。口内問題は重大な病気へつながることも考えられますのでまずはしっかりとお手入れをしましょう。それが予防にもつながります。いつまでも若々しく健康的でいれるように出来ることから始めていきましょう。







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