アマルガムの利点、欠点

こんにちは。スタッフのOです。本日はアマルガムの利点と欠点についてお話したいと思います。アマルガムとは、水銀と他の金属との合金のことをいいます。アマルガムは保険適用内のいわゆる「銀歯」として使われています。虫歯などで削った歯の穴を埋めるために使います。アマルガムの概要については先日のブログでも触れました。アマルガムを使うことによる利点は、アマルガムの「固まりやすく溶けやすい」という性質にあります。固まりやすく溶けやすい材料は加工がしやすいため歯科材料としては理想的な金属です。したがって、処置を簡単に行うことができるということがアマルガムの利点であると言えます。一方で、「溶けやすい」という利点は欠点にもなり得るのです。熱いお茶などを飲むことによってもアマルガムが溶けだしてしまう可能性があるため、処置から時間が経過するにつれて縁の方から形が変わってしまいます。こうしてできた隙間からまた虫歯が再発してしまう場合があります。
また、アマルガムは周囲の歯や歯茎を着色させてしまうという欠点もあります。アマルガムの成分が溶けだすことにより、周囲の組織が変色してしまうのです。これらの欠点から、現在ではアマルガムはあまり使われていません。

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