こんにちは！スタッフのＫです。今回はセラミックでできた歯の詰め物についてお話したいと思います。
世田谷区下高井戸駅から徒歩3分、駅から近い高峰歯科医院は
平日夜間や土曜日・日曜日も開いてる歯医者です。
虫歯・歯周病など歯の治療や、ホワイトニング・インプラントなど
歯のことでお悩みの方は、一度当歯科医院にご来院ください。
ご予約は03-3321-4180までお電話ください。
セラミックでできた詰め物は金属などに比べると自然で透明感のある白さになるので美しい見た目に仕上がります。また、精巧に作ることができるのでより歯に合うように作ることができます。その他のメリットとしては長く使っても変色しにくく、プラークも付きにくい素材なので口の中の清潔が保ちやすいです。金属を使わないことから、金属アレルギーの方でも詰め物ができ、歯茎や歯の変色が起こらない面もあります。一方デメリットとしてはあまりにも強い力をかけてしまうと欠けたり割れてしまう恐れがあります。少し割れやすい素材なので注意が必要です。
ハイブリットインレーというセラミックの粒子とレジンを混ぜた素材で作られた詰め物もあります。セラミックほど透明感はありませんが、より柔らかいので周りの歯へのダメージが少なく割れてしまったりする可能性は少ないです。
セラミックは銀など他の素材に比べると耐久年数が長いところがお勧めです。
歯に詰めるセラミックの利点
歯に詰めるセラミックは一般に「銀歯」と呼ばれる金属合金の詰め物と比べると、色が白いため目立ちにくいという利点があります。笑った時や口を開けたときに目立つ場所が虫歯になった場合、銀歯ですと目立ってしまいますがセラミックの詰め物を用いれば一目見ただけではわからない程度には目立ちません。また、セラミックは審美性に優れているだけではなく予防歯科の観点からも優れています。表面がツルツルしているので、プラーク（歯垢）が付きにくいのです。金属合金の詰め物も表面はツルツルしていますが、様々な要因から静電気によってプラークを引き寄せてしまうという性質があります。さらに、金属の詰め物ですと金属アレルギーのリスクがありますが、セラミックの詰め物であればその心配をする必要はありません。
歯に詰めるセラミックの欠点
色が白いため目立ちにくく、虫歯・歯周病予防の効果があり、金属アレルギーになる心配がないセラミックの詰め物ですが、一方でデメリットもあります。セラミックは硬度が高く、硬い素材なのですが一方で衝撃によって砕けてしまいやすいという特徴があります。割れにくくするためには厚くする必要がありますが、そのため金属合金の詰め物に比べて、歯を削らなければならない体積が大きくなってしまうという欠点があります。
セラミックの組成
セラミックは被せ物や詰め物に使われます。銀歯ではなく、白い歯にしたい方や、金属アレルギーをお持ちの方に多く選ばれています。セラミックはファインセラミックと呼ばれる、高純度な微粒子を高圧で焼成されたものが使われます。金属とは異なり、延性が無く衝撃が吸収できないので欠けやすく、割れやすいです。セラミックの組成は、大きく3つに分類されます。1つ目はガラスの内部に結晶粒子が配合されたもの、2つ目は多孔質の結晶体にガラスを溶け込ませたもの、3つ目は高密度に配列された結晶構造体になります。成分としては、ジルコニアや、アルミナというものが含まれているのが主流です。近年では、金属を使用しないで治療する方法が増えてきました。見た目が自然に見え、身体への影響も少ないという大きなメリットがあります。しかし、耐久性に問題があったため少し難点がありましたが、より優れたセラミックと加工技術が認可されたため、オールセラミック治療が可能となり題点も少しずつ改善されてきました。
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