虫歯じゃないのに歯が痛いのは?

こんにちは!スタッフのMです。今日は「虫歯じゃないのに歯が痛い」原因についてお話していきます。
歯が痛い!って思うと虫歯を疑う人がほとんどだと思います。しかし、実際は虫歯じゃなくても歯が痛くなる場合があるんです!そのことについて詳しくお話していきます ^^

虫歯以外で歯が痛くなる原因
虫歯以外で歯が痛くなるのは、
〇歯周病
〇噛み合わせの問題
〇悪性腫瘍
〇その他、非歯原性歯痛 によるものです。

中でも、非歯原性歯痛にはいくつか種類があるので、症状と特徴について解説します。

①筋・筋膜性歯痛
これは、顎を動かす筋肉に痛みを生じる部分がある状態です。歯ぎしりや食いしばりなど慢性的に筋肉に負荷がかり、筋肉が疲労した結果に生じます。
力の負荷がかかりやすい奥歯に鈍い痛みが起きやすいです。痛む時間が24時間程度続く場合もあります。
対処法としては、口のストレッチや筋肉のストレッチ、マッサージを行い血流をよくすることで改善することができます。

②神経障害性歯痛
これは神経痛が原因で生じる症状のひとつと考えられています。
これにはタイプが2つあるので紹介していきます。

タイプ1:持続性神経痛
急性期と慢性期に分かれていて、ジリジリするような痛みが神経に沿って左右どちらかに生じます。

タイプ2:発作性神経痛
上の前歯2つ隣りに位置する歯や下顎奥歯の周辺にツーンとするような激しい痛みが生じる場合が多いです。洗顔や歯磨きなど神経領域に刺激を与えたときに痛みを誘発することがあります。

③神経血管性歯痛
片頭痛や群発性頭痛によって、歯に痛みが生じることがあります。
何時間か痛みが続いたあと、消失する場合が多いです。

④上顎洞性歯痛
これは副鼻腔炎が原因で、上顎の奥部分に炎症が起こる状態です。
頬の骨の裏側にあり、鼻の左右にある空洞(上顎洞)の周りに圧迫感があり上の歯の痛みと勘違いしやすいです。
身体を動かすと歯に響くような感覚が生じたり、痛みが数日続くケースが多いです。

⑤心臓性歯痛
心筋梗塞等の心疾患が原因で歯に痛みが生じることがあります。
歩くなど、身体を動かした際に痛みが生じる場合が多いです。

⑥心理社会的要因
うつ病、統合失調症、身体表現性障害等が原因で歯に痛みが生じることがあります。
痛みが出たり治まったり、1日の中で変動がある場合が多いです。
抑うつ、イライラ、不安感等の精神的不調を伴う可能性があります。

⑦特発性歯痛
異常が見当たらない原因不明の歯の痛みが生じることがあります。
慢性的にジンジンする痛みが生じる場合が多いです。

皆さんも、口内環境を整え、痛みを発生させないように努めましょう!

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虫歯・歯周病など歯の治療や、ホワイトニング・インプラントなど
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