インプラントと食事

こんにちは!スタッフのKです。今回はインプラントと食事についてお話します。

インプラント後の食事
インプラント後の食事は主に食べ物と飲み物について注意が必要です。
インプラントを取り付けた直後は麻酔が効いています。唇やほっぺなど、口内を噛んでも感覚が無く、傷がつきやすいです。なので、麻酔が完全に切れるまで、約1~2時間は出血もあるので食事を控えるようにしましょう。また、施術後2~3日は食べ物や飲み物は刺激が少なく柔らかいものが良いです。例としてはお粥、麺類、スープ類、ゼリーなどがお勧めです。逆に良くないものは香辛料を使用した辛い料理、フランスパン、おせんべいやおもちなどです。
なるべく手術したのと歯反対側の歯で噛む方が良いでしょう。そして3~6ヵ月で埋め込んだインプラントが顎の骨にしっかりついてきます。そのころには硬いものもしっかり噛めるようになり食事も楽しめるようになるでしょう。それまでの間はなるべく刺激を与えないように注意することが必要です。

インプラント後の飲酒について
日々の食事に加え、お酒も控えた方が良いです。アルコールを摂取すると血の巡りが良くなり、腫れる、出血しやすくなる、炎症を起こしやすくなる、傷口の治りが悪くなるなどの影響が起きます。手術後に処方される薬は感染症や痛み、腫れに効く薬なので同時接種は控えましょう。
また、喫煙も歯に悪影響を与えます。たばこを吸うと、インプラントが定着しにくくなったり、感染症にかかりやすくなったり傷の治癒も遅くなってしまいます。なるべくタバコは控えるようにしましょう。

更に手術前から食事、お酒、たばこに注意しておくことをお勧めします。辛い物やたばこは血行促進作用があるので手術中に出血量が増えてしまうかもしれません。それだけでなく極端に扱ったり、冷たい物も血行促進の原因になります。


うがいや歯磨きについて
手術後は強いうがいや歯磨きもNGです。インプラントが定着するのに影響を与えてしまいます。定着させるためにも安静に吸うことが大事です。なので歯磨きは手術前に済ませるようにしましょう。手術後は歯ブラシを直接当てないようにしてください。また、歯磨き粉も使用を避けた方が良いです。歯ブラシをあてない代わりにうがい薬を処方された場合でも強いうがいは厳禁です。2週間程は優しくうがいをして口内を清潔に保つようにしましょう。


半年程たつと、違和感が減って食事も楽しめるようになります。歯茎にインプラントの土台がしっかりくっつき、硬いものを食べても影響を受けなくなります。入れ歯とは違って、食感が歯茎にも伝わるのでより自然に感じると思います。
インプラントが定着してからも歯磨きが不十分で細菌に感染したり、炎症を起こしたり、トラブルが起きることもあるので、日々のケアに気を付けできらば半年に一回、メンテナンスを受けるようにしましょう。

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