インプラントの安全性

こんにちは!スタッフのSです。今回は「インプラントの安全性」についてお話します。
何かしらの原因で歯を失ってしまった場合や審美目的で、インプラントを埋め込むといった方法で治療するという選択肢があります。インプラントは歯冠の部分に当たる人工歯と、根元を繋ぐ支台部、歯根に当たるインプラント体の3つのパーツから構成されています。この歯根に当たるインプラント体を失われた歯茎の部分に埋め込むことで土台とします。インプラント体は主にチタンやチタン合金が用いられており、金属で作られています。そのために「インプラント治療に興味はあるけれど、身体の一部に金属を埋め込むのは少し抵抗があるな」と、安全性に対して不安を感じられる方も少なからずいらっしゃいます。今回はそういったインプラントの安全面について、詳しくお話したいと思います。

手術前のリスク
インプラントを埋め込む際には、外科手術が必要になります。そのため、手術のリスクが0とは言えません。主に、神経や血管などを傷め、傷付けてしまう事や、上あごにある空洞に傷をつけてしまう事、ドリルによって骨に負担が乗ってしまう事、正しい場所にインプラントを埋め込むことができなっかった場合があります。インプラント体によるリスクというよりも、これらはすべてインプラントの手術前のリスクであると言えます。このリスクは、事前に口腔内検査をきっちりしていればそうそう起き得ません。また、手術中には骨とドリルの間にきちんと水がかかっているかどうかも重要です。このように、手術である以上はリスクを避けられません。手術前のリスクとして、インプラント体が関係しているものであれば金属アレルギーなどが挙げられますが、これも事前検診をきちんと行うことによってリスクを回避できます。

手術後のリスク
手術後のリスクとしては、インプラント体の抜け落ちが挙げられます。インプラントにあまり適合しない患者様に処置を行った場合や、手術中に治療部位が細菌に感染してしまった場合に発生する可能性があります。インプラント体が歯肉の奥で残っている歯と結合できない場合は抜け落ちてしまいます。しかし、これらが原因で抜け落ちてしまう事はごくまれです。一番の原因はメンテナンス不足によるものです。インプラント周辺に細菌が溜まり、歯周病に感染してしまう事があります。定期検診を受けることは、他のインプラントではない歯を長持ちさせることにもつながります。インプラントをしていて、たとえ違和感がなかったとしても、定期的に検診を受けましょう。このように、きちんとした事前検診やアフターケアを万全に行うことで、インプラント自体のリスクはかなり低くなります。かかりつけの歯医者さんでぜひ一度ご相談ください。

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