強力な入れ歯安定剤

こんにちは!スタッフのKです。今回は強力な入れ歯安定剤についてお話します。
まずは入れ歯安定剤の選び方についてですが、ご自身の入れ歯に使えるものから選んでください。商品説明に記載されているので確認しましょう。たいていの場合は歯茎に接触する床の部分はレジンというプラスチックや金属で出来ていますが、金属に使えない安定剤もあります。また、部分入れ歯と総入れ歯の両方に対応しているかなど確認が必要です。逆に安定剤を使えない入れ歯もあります。シリコン素材のものは柔らかく、剥がれてしまったりするので使用できません。シリコンを使った入れ歯で、安定剤が必要と感じるような場合は歯科医師にご相談ください。

安定剤は大きく分けて4タイプあり、まずはパウダータイプです。これはさらさらしていて、薄づきなので違和感がありません。新しい入れ歯が口になじまない、何となく違和感がある、という程度でしたらパウダータイプがお勧めです。粘着力は弱いのですが、使用した後の除去と、洗いやすさ等手入れが簡単という利点があります。
次に、クリームタイプについてですが、やわらかいクリーム状のもので、薄く均等に伸び、粘着力もあります。パウダーよりも安定感があり、長く持ちます。入れ歯が緩んだり、食べ物が挟まってしまうという方はクリーム対応がお勧めです。粘着力が強いので口に付くと取ることが難しいので注意して使うようにしてください。
次に、テープタイプですが、これは持ち運びに便利です。ご自身の入れ歯の形に合わせて切って使うことができます。しかし、形がそもそも決まっているので均等に粘着力があるわけではないのです。なので一時的に使うことをお勧めします。
最後に、クッションタイプですが、これは主に総入れ歯に使います。これは歯茎と入れ歯の隙間を埋めて吸着するという方法です。粘着力は強く、更にべたつくことなく使うことができます。しかし、プラスチックのものにしか使えません。これは弾力性があるので入れ歯が歯茎に当たって痛む場合に高宇野がお勧めです。また、ぐらついたり、外れてしまったり、隙間が大きくあいているときにも使います。使う際に少し手間はかかりますが、粘着力も使用感も良い安定剤です。
強い安定剤を選びたいという方はクリームタイプかクッションタイプをお勧めします。

しかし、長期間に及ぶ使用はより入れ歯を合わなくさせてしまう可能性があります。安定剤が入ることによって歯茎に刺激が伝わりにくくなるので、歯茎が痩せる原因になってしまいます。それだけでなく、噛み合わせにも影響してしまいます。噛み合わせが悪くなり顎の骨が変形してしまうと、入れ歯を調節しても口に合わなくなってしまうのです。また、新しく作り直すにしても正しい噛み合わせにするために時間がかかってしまうかもしれません。なので違和感があるような場合は一時的な安定剤の使用や、歯科医師の指導の場合は良いのですが長期間治療法として使うのは逆効果です。なるべく早めに歯科医院で診てもらい、治すようにしてください。


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