マウスピース矯正について

お久しぶりです。高峰歯科クリニックスタッフのTです。今回はここ数年流行しているマウスピースの矯正についてお話していきたいと思います。「費用が安い」「治療期間が短い」「つけていても目立たない」といった多くのメリットで人気のマウスピース矯正ですが、その効果が気になりますよね。
 一般的に矯正歯科治療は、ワイヤーを付けるイメージがあったり高額な費用がかかったり、治療期間が長かったりしました。そのため、治療を経済的な理由で諦めてしまったり、ワイヤー矯正が痛すぎて体調不良に!なんて声も聞いたことがあります。
 今回はマウスピース治療で歯並びが改善できるのか、また費用はどのくらいかかるのか、といった気になる部分を従来型のワイヤー矯正と比較しながら掘り下げていきたいと思います。

マウスピース矯正と従来型であるワイヤー矯正についてまとめてみました。


①通院頻度や装着の仕方、特徴について

【ワイヤー矯正】
 ワイヤー矯正は複雑な歯並びなど、治療できる症状の適用範囲が広いです。また、抜歯を伴う治療や奥歯も含めて大きく歯を動かすことが可能です。しかし表面にプラケットという器具をつけ、ワイヤーを通して締めることから、固定減である歯を動かすために支点となる歯をも動かしてしまい、無駄な歯の動きが起こりやすくなります。
 また、歯科医師の手作業でのワイヤー調整が3~4週に一度と定期的に必要となるため、通院期間が長くなると言えます。

【マウスピース矯正】
マウスピース矯正は、動かしたい歯を狙って部分的に治療するのに特化した治療法です。そのためワイヤー矯正とは違い、治療が難しい歯並びの例もありますが、軽~中度の適応できる歯並びの症状であればワイヤー矯正と同じくらいの効果が期待できます。
 動かしたい歯にピンポイントで力をかけ動くように促すので、無駄なく計画的に治療を進めていくことができます。その結果、医師による調整が必要なワイヤー矯正とは違い、マウスピースを装着していくだけなのでワイヤー矯正よりも治療期間が短く済みます。
 装着の仕方としては、歯科医師が矯正装置を患者様の歯似つけるのではないく、医師が歯型を元に製作した矯正装置を患者様自身でつけます。そして目標とする歯並びになるまでに、複数の装着装置を付け替えることで歯並びを整えていきます。装着装置の調整のために通院が必要ないため、通院回数は2~3ヵ月に1回と少ないのが特徴です。


②費用について
 歯科矯正にかかる治療費の相場は、だいたい10万~150万(税別)程度とされています。※治療によって異なるため個人差があります。
歯科治療は医療保険が使えない自由診療にあたるため、比較的高額な治療費が必要となります。これはワイヤー矯正でもマウスピース矯正の場合でも同じことが言えるでしょう。


③マウスピース矯正の効果について
 一般的なマウスピース矯正の治療期間は早くて5ヶ月、長いと2年ほどかかります。その期間でどのくらい効果を感じれるかというと、歯の動き方や元の歯の状態など、個人差があるように効果を実感できる期間もさまざまです。
 マウスピース治療をされている方がSNSなどで途中経過や治療が完了した際の写真や感想などをUPしています。それを見るとマウスピース治療を開始して、早い人だと2~3ヵ月目くらいから「変化」や「治療を開始してよかった」と実感しているのがわかります。治療内容や歯の状態から効果について実感するのは人それぞれではありますが、マウスピース治療でも効果を感じて治療を終えられるみたいですね!
 

~まとめ~
 最近話題のマウスピース矯正。その手ごろさや見た目の良さから治療を始めてみたといった人も多いのではないでしょうか。しかしながらマウスピース矯正は安いイメージがありますがトータルの治療金額がワイヤー矯正と同じくらい高額になる場合もあれば、20万程度で治療を終える場合もあるので、医師とよくご相談の上納得したうえで治療を進めていくことが大事ですね!
 今回はマウスピース矯正について掘り下げてみました!気になっていた方や、歯科矯正してみたいけどワイヤー矯正とマウスピース矯正どっちがいいんだろう…と悩んでいた方は一度歯科医師にご相談してみてはいかがでしょうか?




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