インプラント

最新のインプラント治療

 インプラント治療とは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上から人工歯を被せて咬み合わせを回復する、入れ歯でもブリッジでもない、第三の治療法です。基本的には人口歯(上部構造)、支台部(アバットメント)、歯根部(インプラント体)の三つのパーツからできています。人工歯根の素材にはチタンが用いられ、顎の骨としっかり結合することで、入れ歯に比べ硬いものでもしっかりと噛むことができます。インプラントの残存率は種類によって異なりますが、10年間の残存率は、部分欠損の上あごは約91%前後、下あごは約96%前後。無歯顎の上あごは約80%前後、下あごは約97%前後と高めです。このように、入れ歯やブリッジといった従来の方法と比べてメリットが多く、インプラント治療を選ぶ方が年々増えています。

診査と治療計画
1.患者様の全身状態の問診と口腔内の状態の診査

 あごの骨の量と質を記録するために、口の中の型を取り、レントゲン・CT撮影を行います。これらのデータを用いて、一人ひとりの患者さんに適した治療計画(インプラントシミュレーター)を立案します。

2. インプラント体の埋入と治癒
 局部麻酔をかけ、インプラント体を歯茎の骨に埋め込みます。治癒期間はインプラント体の種類や骨の健康状態、体調によって異なります。

3. 人工歯の装着
インプラントインプラント

 チタンでできたボルト状のインプラント体を骨に埋め込みます。


当院の症例

  • アバットメント(インプラント治療時に、上部分に連結させる人工の支台のこと。チタン製とセラミックス製のものがある)に適合し、患者さんの歯の形と色に合わせた人工歯を作ります。
  • 口腔内にぴったりと合うことを確認し、インプラント体の上に取り付けます。

4. 治療後の歯磨きと定期検診

  • ご自分の歯と同様に、よくお手入れしてください。
  • 毎食後や就寝前に、丁寧に歯磨きをしてください。
  • 歯科医師による定期的なメンテナンスを受けてください。

 インプラントが患者様に適した治療方法であるかを判断する上で、歯科医師の経験が重要な役割を果たします。インプラントにはさまざまなタイプがあるので、インプラント治療があなたに最適な選択肢か、また、どのインプラントが最善の選択肢となるのか。また費用も高額になるので、十分に理解・納得していただくためにも、歯科医師にご相談ください。

ではインプラントを実施するときの一例をご紹介します。
①抜歯します。
②抜歯をしてから三か月後にレントゲンをお撮りして骨の状態を拝見します。(骨がきちんと形成されているかどうかを確認します)
③骨がきちんとできていることを確認できれば、歯の根っこの部分を骨の中に埋める手術をします。(このときに痛み・腫れなどはほぼありません)
④手術から数カ月は一カ月に一回来院していただきます。
⑤三か月後に下の歯の場合は歯の根の部分が骨と結合しているのが確認できましたら歯型を取り、歯の上の部分を装着します。上の歯の場合は六か月を要します。
⑥それ以降は三か月に一回ほど定期健診により確認します。

従来の治療方法とインプラント治療の比較

歯を1本失った場合
歯を一本失った場合 歯を一本失った場合
失った歯の両隣の歯を削って、1本の歯の代わりとなるブリッジを使用します。短い治療期間で終えることができます。しかし両隣の健康な歯を削る必要があり、削られた歯へ負担がかかってしまいます。 インプラントとセラミック人工歯を使って、両隣の歯を削らずに治療ができます。メンテナンスをきちんと行なえば、長期間にわたって機能と見栄えを維持することができます。自分の歯に近い見栄えで、健康な歯を削る必要がなく、周りの歯に負担をかけません。
歯を数本失った場合
歯を数本失った場合 歯を数本失った場合
部分入れ歯は、金属などのバネを健康な歯にかけて使用します。短い治療期間で終えることができます。しかしバネなどが見える場合があり、見た目があまりよくないのに加え、違和感を感じることがあります。 インプラントは、天然歯と同じような安定性、機能性、見栄えを備えています。 メンテナンスをきちんと行なえば、長期間にわたって、機能と見栄えを維持することができます。自分の歯に近い見栄えで、入れ歯と異なりしっかりと固定され、ずれなどによる不快感を解消することができます。
歯をすべて失った場合
歯をすべて失った場合 歯をすべて失った場合
入れ歯を、歯茎全体にかぶせます。また、上あごの場合は、口蓋も覆います。短い治療期間で終えることができます。しかし、入れ歯の安定が悪いとずれやすくなります。また、あご全体の骨がやせることもあります。 インプラントを用いた入れ歯はしっかり固定されており、お掃除のために自分自身で取り外すことも可能です。 メンテナンスをきちんと行なえば、長期間にわたって、機能と見栄えを維持することができます。自分の歯に近い見栄えで、しっかりと固定されるので、ズレなどによる不快感を解消することができます。

多くよせられる疑問

痛みと麻酔
・インプラントの手術による痛み
 歯科医師は手術中できるだけ痛みがないよう、局部麻酔をします。広い範囲に数多くのインプラントを入れる場合や、特殊な手術の場合には、痛みを軽減する様々な療法を行うこともあります。詳しくはご相談ください。

インプラントの費用
・インプラントの治療費
 インプラントは健康保険が適用されません。また、治療計画によって高額になることがあります。しかし、インプラントのメンテナンスをきちんと行なえば、長期にわたって機能と見栄えを保つことが可能です。

インプラントの審美性
・インプラントの見え方
インプラントの人工歯は、天然歯の形、大きさ、色に合わせて作られますので、他人に気づかれることはほぼありません。

材質の信頼性と耐久性
・インプラントの素材
インプラントは純チタンでできています。チタンは生体組織に適合しやすく、信頼性の高い材質です。

・インプラントの耐久性
イ ンプラントは、歯科医師による綿密な治療計画と適切なメンテナンスを行うことにより、長い期間にわたって機能させることができます。しかし、インプラント の周りに歯垢がついた状態にしていると天然歯と同様に、歯周病のような状態になることもあります。インプラントを長持ちさせるためには、毎日丁寧に歯磨きし、半年に一回は定期検診を受けるようにしましょう。

治療期間と治療方法
・治療全体にかかる時間
治療期間は患者さんの状態と治療計画によって異なりますが、通常3~6カ月かかります。詳細については、ご相談ください。

・インプラントの本数
抜けた歯1本に対して必ずしも1本のインプラントを入れる必要はありません。あごの骨の質と量によっては入れることができない場合もあるので、歯科医師とのカウンセリングが大切です。

インプラント治療の留意点
・インプラントの治療における年齢制限
インプラント治療は、骨の成長が終わってから行われます。通常、骨の成長は18~20歳頃に完了しますが、個人差があります。インプラント治療を受ける上での年齢の上限はありません。

・糖尿病などの慢性疾患をお持ちの場合
糖尿病などの慢性疾患がある方は、医師の指導のもとに十分にコントロールされていれば大丈夫ですが、状態によってはインプラント治療ができない場合があります。詳しい病状を把握の上、担当医とご相談ください。

・歯周病がある場合
歯周病があると口腔内の衛生状態がよくない場合があり、インプラントを埋め込むことはできません。インプラント治療を受けたい場合には、まず歯周病を治療する必要があります。


・金属アレルギーがある場合
 素材は金属アレルギーの方でもアレルギー反応を起こさないチタンが使われているのでご安心ください。しかし、まれにチタン素材であってもアレルギー反応を起こしてしまう場合があるので、アレルギーのある方はパッチテストや血液による検査を受けておいたほうが良いと思われます。


世田谷区下高井戸駅から徒歩3分、駅から近い高峰歯科医院は
平日夜間や土曜日・日曜日も開いてる歯医者です。
虫歯・歯周病など歯の治療や、ホワイトニング・インプラントなど
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