こんにちは!スタッフのSです。今回は「口臭=歯周病?」という疑問にお答えしたいと思います。
世田谷区下高井戸駅から徒歩3分、駅から近い高峰歯科医院は
平日夜間や土曜日・日曜日も開いてる歯医者です。
虫歯・歯周病など歯の治療や、ホワイトニング・インプラントなど
歯のことでお悩みの方は、一度当歯科医院にご来院ください。
ご予約は03-3321-4180までお電話ください。
自分ではあまりわかりずらい口臭、客観的に感じずらいからこそ気になってしまいがちです。歯周病による症状の一つに口臭が挙げられますが、口臭の原因になりえるのは、はたして歯周病だけなのでしょうか。
結論、口臭の原因となるのは歯周病だけではありません。単純に、強い臭いのする食品を口にした後、飲酒などによる一時的なものや、虫歯菌や舌苔(ぜったい)が原因となるものもあります。また、寝起き直後などで唾液の分泌量が減っている場合にも口臭は発生します。歯周病を含め、これらは口腔内に何らかの問題が起きることで発生してしまう口臭です。これら以外の、口腔のみが原因でない場合の口臭もあります。
口腔内以外での口臭の原因としては、
・空腹や疲労の具合が口臭として現れる場合
・胃腸の調子が悪い場合
・糖尿病の場合
などが挙げられます。これらの体調の変化も、口臭には顕著に表れてしまいます。そのため、口腔内のケアだけではなく、生活習慣を整えることも口臭予防にはかなり重要な要素になります。
まず空腹の時は唾液の分泌量が減り、細菌が繁殖しやすい環境になります。そのため口臭の原因となる揮発性硫黄化合物が発生しやすくなってしまいます。対策としてはこまめに水分補給をしたり、食事をしたり、歯磨きをすることです。生活習慣を整える事で改善できます。疲労やストレスが溜まっているときも口臭が強くなります。唾液の分泌量を調整しているのは自律神経です。ストレスなどが溜まると交感神経の働きが活発になり、副交感神経の働きが弱くなり、唾液の分泌量が減少します。ストレスや疲労を溜めないようにすることも重要です。
次に、胃腸が弱っているときです。胃腸の疾患がある場合は、口臭が発生する場合があります。症状によってにおいの種類も異なるので、医療機関での治療が必要となります。
最後に糖尿病の場合です。糖尿病になると、菌への抵抗力が低下し、唾液の分泌量も減ります。そのため、口内が細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。口臭が強くなるだけではなく、歯周病も悪化します。歯磨きなどのホームケアをより一層心がける必要があります。日頃の健康維持が結果的に口臭の予防にもつながります。生活リズムを整え、規則正しい生活習慣を心がけましょう。
次に、歯がぐらぐらしていたら歯周病なのか?という疑問についてです。歯がぐらぐらとしているのは大抵が歯周病が原因です。違ったケースとしては、虫歯などの治療の後に作ったかぶせものが外れそうになっているのを、ぐらぐらとしていると勘違いしてしまう場合もあります。
歯がぐらつく原因は、歯ぐきの下にある歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)という骨が細菌によって溶けてきて、骨全体が下がってきているからです。歯槽骨が下がるのは、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットという隙間に、細菌が入り込み炎症を起こすからです。
歯がぐらぐらしていても、なるべく動かさないようにしましょう。動かすと歯の根元に衝撃が伝わり、歯が悪くなってしまったり、抜けやすくなってしまいます。気になるかもしれませんが、なるべく舌や指で触らずに早めに歯科に受診しましょう。
歯を長持ちさせるために、定期的な歯科検診や、気になる事があればはやめの受診をこころがけましょう。歯周病は歯がなくなってしまうだけではなく、他のにも様々な病気のリスクを引き起こします。
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