金属床義歯

こんにちは!スタッフのKです。本日は金属床義歯とブリッジについてそれぞれの利点と欠点を解説したいと思います。


・金属床義歯
一般的に使用される義歯に床はレジンというプラスチックですが、金属床の義歯は、様々な種類の金属が使われ、保険適応外となります。レジンに比べて強度が高いので薄くできます。温度の変化も感じやすくなるので食事がよりおいしく感じられたりと、違和感は減ると思います。金属部分は汚れにくいので、清潔さを保ちやすいです。種類としては、コバルトクロム合金、チタン合金、白金合金などがあります。コバルトクロムは金属床の中でも最も治療費を抑えることができます。チタンはコバルトクロムの4分の1の軽さでありながら強度を持った金属です。白金は精密な加工がしやすいため、患者さんのお口に合った入れ歯を作ることができます。また、チタンほどの硬さが無いため口に良くなじみます。しかし、欠点として、重さがあり、費用が一番かかってしまう素材です。それぞれの金属によって特徴があるので、ぜひ自分に合ったものを選んでください。

<金属床義歯のメリット>
入れ歯の土台を金属にすることによって得られる最大のメリットは、土台の部分を薄くすることができるというところです。金属は樹脂に比べて割れにくいので薄く作ることができます。薄く作ることによって、装着感がより快適なものになり会話がしやすくなりますし、薄い金属では伝熱性も優れていますので食べ物をよりおいしくいただくことができます。すべて樹脂で作られた義歯に比べて金属床義歯はなんと四分の一ほどの薄さに抑えることができます。薄くなったところで金属製なので樹脂製の義歯と重さはほとんど変わらないのではと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、チタンなど軽くて丈夫な金属製のものであれば樹脂製の義歯と比べて重さも軽くなります。

<金属床義歯のデメリット>
デメリットとしてはまず自由診療のため保険適用外であるということが挙げられます。したがって保険適用内の樹脂製の義歯に比べて値段が高くなります。また、修理が難しいことや金属アレルギーを起こしてしまう可能性があることなどもデメリットです。金属アレルギーに関しましては、アレルギー反応を起こしにくいチタンで義歯を作ることによって防ぐことができます。
こんにちは。スタッフのOです。今日は磁石の力でくっつける入れ歯「マグネットデンチャー」についてお話します。

 

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