歯茎から血が出た時、どうしたらいいですか?

こんにちは!スタッフのSです。今回は「歯茎から血が出た時、どうしたらいいですか?」という疑問にお答えしたいと思います。
歯茎から血が出た経験はありますか?たとえば、歯磨きをしていて出血してしまったという事は一度くらい経験があるかと思います。硬い歯ブラシを使用し、ガシガシと歯磨きをしてしまうと、歯肉が傷ついて出血してしまう事がよくあります。こういった外傷が原因の出血の他にも、喫煙やホルモンバランス、薬など、生活習慣などが起因して歯茎から出血してしまうケースがあります。そういった歯茎の出血の中でも最も多い原因の一つが、歯周病です。歯周病になると、歯茎から血や膿が出てくる事があります。また、それらが口臭の原因にもなるので気を付けたい症状になります。この歯周病は先ほど挙げた歯磨き中の出血の回数がやや多い場合は歯周病を疑いましょう。では歯ぐきから血が出た場合はどのように対処すればよいのでしょうか。また、出血させないような予防法にはどのようなものが挙げられるのでしょうか。

歯周病による出血の場合
歯医者さんでの検査の結果、歯周病による出血であると診断された場合には、その症状の重度によって対処法や治療方法は変わります。軽度の場合は原因となった歯垢や歯石の除去を行い、定期クリーニングと変わらない清掃をしてもらえます。その後、正しい歯磨きの方法などを教わり、口腔ケアを万全に行えるよう指導が入ります。中から重度の歯周病の場合には膿や血を一度排除し、炎症抑制剤を投薬されるケースもあります。その他にも、ルートプレーニングと呼ばれる歯根面を硬く滑らかに仕上げる治療や、それでもさらに深くに存在する歯垢や歯石は外科手術が必要になる事もあります。この外科手術では、レーザー照射による痛みの少ない治療法が検討されています。レーザーを使用することにより、歯肉の形態修正やメラニン色素の沈着をさせない/除去するといった効果も期待されています。

歯茎の出血を予防するには
こういった歯茎から血が出るという症状を事前に予防する方法があります。一つは自分の歯に合った歯ブラシを選ぶ事です。硬い繊維を使用した歯ブラシで歯を磨くと、何となくきちんと歯が磨けているような感覚になる事がある方もいるかと思います。しかし、それは歯茎をよく傷つけて出血させてしまう原因にもなります。かといって柔らかい繊維の歯ブラシであれば必ずしも良いとも限りません。自分の歯にあった歯ブラシは、一度かかりつけの歯科医院で相談して決めるのが良いでしょう。二つ目は、歯の磨き方です。せっかく自分の歯にあった歯ブラシを選定したとしても、力が入りすぎて歯や歯茎に負担をかけるような磨き方をしていれば当然出血します。歯の磨き方にも十分配慮しましょう。こういった、自身が普段から行っている歯のケアについて、少し見直すだけで出血は抑えることができます。歯茎の出血で悩んでいるが、どうしたらいいのかわからないという方は、一度かかりつけの歯科医院にご相談ください。


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