マウスピース矯正期間

こんにちは!スタッフのKです。今回はマウスピース矯正の期間についてお話します。
そもそも矯正というのは、矯正装置によって歯に適切な力を少しづつ継続的に加えていくことで歯を動かす治療法なので、時間を必要とします。矯正装置によって力がかけられると、細胞の動きによって骨の吸収、再生が繰り返され、少しずつ移動していきます。逆に早く動かそうと力を一気にかけると歯に必要以上の負荷がかかり、歯や根っこの骨にダメージを与えてしまうかの生が大きいです。なので少しづつゆっくり歯を正しい位置に戻していきます。

マウスピース矯正の矯正装置は治療完了までの歯の動きをなるべく正確にシュミレーションし、正しく正確な方向に計算して作られたものです。出来上がったマウスピースを患者さん本人が毎日スケジュール通り装着していくだけなのでワイヤー矯正のように歯科医師による定期的な手作業による調整も必要ありません。なので通院の必要もなくスムーズに治療が可能です。

マウスピース矯正の治療期間の目安は5か月~2年ほどです。治療期間に差があるのには理由があります。マウスピース矯正には、ワイヤー矯正と同じように前歯を中心として歯の全体を動かす方法と、抜歯は出来る限りぜず気になる部分のみ治療する方法と、2種類あるからです。歯の全体を動かす治療法だと、5か月~1年半かかり、気になる部分の治療は1~2年程度かかります。治療範囲や歯の状態によって機関や費用が変わってきます。1日20時間ほどは装着が必要になります。食事と歯磨き以外は装置を付けていなければなりません外している間は矯正が中断されたような状態になります。最低ラインとして20時間の装着は必要です。逆に1日の装着時間が短いと、矯正期間が長くなるので注意してください。ワイヤー矯正の場合だと食事中でも睡眠中でも24時間常に力が加わっているのですが、マウスピース矯正の場合は装着しているときだけ力が加わるのでご自身の管理が重要になります。
ちなみにすきっ歯は6ヵ月、叢生は3ヵ月~2か月半、出っ歯は7カ月~2年3ヵ月ほどが治療目安です。

マウスピース矯正が完了した後にはリテーナーという保定装置をする期間があります。これは動かした歯がまたもとに戻らないようにする為です。せっかく歯並びを綺麗にしても元の歯並びに戻ろうとしてしまう可能性があります。治療期間が延びたり、最悪の場合はやり直しになる可能性があるのでリテーナーを使うようにしてください。

マウスピースは長く装着するものなのでケアがしっかりできてないと虫歯や歯周病の原因になる可能性があります。自分の歯がしっかり磨けていたとしても器具が汚れていると歯が汚れてしまいます。常に清潔に保つようにしましょう。

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